Bassin' Episode

関東でバスフィッシングしてます。主に釣行記とバスフィッシングで自分が使用したタックルのインプレ、レビューのブログになります。釣りのスタイルはレンタルボート、ウェーディング、陸っぱりのしがない一般アングラーです。メンター系ではございませんのであしからず。釣果最優先主義ではなく楽しいバス釣りライフをテーマにやっております。基本的にハードルアーメインでむしろルアーコレクター感が強いですが。何卒お見知りおきを_(._.)_ ※尚、記事内のAmazonリンク以外の広告に関しましては私の意志によるものではござ

名竿!DAIWA BL FM-701MFB (グラスコンポジット・ロッド)


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過剰なるモノへのアンチテーゼ

●グラスコンポジット(カーボン含有率 54) クランキンロッド

■グラスコンポジットのファストムービングルアー*1、用7ftロッド。ミディアム,ファーストテーパー。
 
グラスとカーボン半々のロッド。一般的なグラスロッドと比べると驚異的に軽く、割とシャキッと感がある。低弾性~中弾性ってとこか。
なので、飛距離もそこそこ出せて感度はグラス100%ロッドとは比べものにならない程ある。さらにグラス素材なので、いくら曲げてもたやすく折れることもない。
 
一番の特徴はなんといってもグラスならではの弱めの弾性で、魚の掛かり(吸い込み)がよく追従性もよいので、バラしにくい。竿が衝撃を吸収してくれるのでルアーの泳ぎもナチュラルで早巻きしてもバランスを崩し難くかったりする。フロロラインでクランキングする時など特に良い! また細いラインでもロッドがショックを吸収してくれるのでラインブレイクし難くかったり、フックを伸ばされ難いという利点もある。また柔らかく良く曲がるので3/8oz(10g)程度の軽めのルアーを扱い易い。
 
 
バット部はカーボン巻きしてあるので、ビッグな魚も寄せ易い。リールシートも当然、今風のスタンダードな薄型ACSでマキモノに適したカルコンなどのトルクフルな丸型のリールでもパーミングしやすく、さらには裏側はパイプ剥き出し(ブランクスルー?)で直で触れるので、このおかげもあってか、グラスロッドとは思えない感度の良さである。ただしグリップの強度は落ちる。
 

 

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●IMPRESSION

かなり硬めなグラスロッド!昔のべなんべなんのグラスロッドとはまったく異なる。

ただしそこはグラス!反発力は弱い。

重量は昔のグラスロッドよりかはだいぶ軽いが、片手で投げるには少々重い気もするけど、それでも十分に可能だ。クランキング(Surface~Deep)を基本で、バイブやビッグミノーのただ巻きなどファストムービング系に最適!

 

・得意分野

乗りが良いのでクランキン、ミノーイングに最適、もちろん早巻き対応。またグリップが短めなのでトップやジャークベイトの操作系ルアーのトゥイッチングにGOOD!  

 

・苦手分野

だがその反面ダブルハンドキャストはし難く遠投や脇にグリップを挟んでのリーリングには不向き。それとスピナーベイトなどのワイヤー系を貫通させるだけのパワーはない。

 
ルアーウェイトは1/4~3/4オンスちょいが扱い易い。1ozクラスのNOI-ZBUZZJETなどは余裕だけど、1.5オンスクラスのビッグベイトは投げれなくは無いが、ガイドもシングルなので、フルキャストはしないのが無難かも。まあグラスなので折れるという心配はないでしょうけど。
 
7ftクラスのロングレングスグラスフィール・ロッドだと、お金に糸目をつけなければ、当然STEEZ-LIGHTNING(正確にはカーボン)*2が軽くて良い(ビッグベイトは逆にムリ)。また軽くて3/8(10g)で、重いのメインなら、これの一つ上のパワーのブラックレーベルFM 701MHFBもしくはdepsのフェルデランスTGC-70HR/GPやソリッドセッター6'6がおすすめ。
ただし701MHFBはコレより15g重く、
更には少し″ハリ″が増すので、軽いルアー(10g以下)が投げ辛くなってきます。逆に重めのルアーは投げ易く、飛距離も出ますが。
フェルデランスは頑丈で重いのでもっと重い5/8oz前後のルアーが使いやすいだろう。それとスパイラルガイドなのでPE使用にも対応している。むしろそういったヘビーデューティーを見据えたロッドだろう。ソリッドセッターは701MFBより少しグラス感が強くレングスも短いので、遠投性能等が劣る。ジブンはトップや太糸巻いてのカバークランキングの近距離戦に使用してます。
 
よって軽さや感度、取りまわしはこの701MFBのが上と思われる。
 
 
 

ウィークポイント

  • フッキングパワーが無い
基本的にはマキモノ専用機である。マキモノでもスピナベやチャター、バズベイトなどのワイヤー系ルアーの太軸フックは刺さり難い。またクランクなどでも顎を貫通させる程のパワーは無いので掛かったらゴリ巻きが基本です。

  • 少し重い
てかカーボンが軽い! このロッドはコンポジットロッドなので、グラスロッドにしては相当軽めではある。

  • 感度はカーボンに比べて少し劣る
弾性が弱いので、どうしても感度は落ちがちだが、このロッドは割と弾性があるし、ガイドも小さめなので十分あると思う。

  • 飛距離が出にくい
弾性が弱いのでどうしても飛距離は出にくいが、レングスもありコンポジットロッドなのでピュアグラスに比べれば格段に飛ぶ。
グラスロッド特有のベリー~バットにルアーのウェイトをしっかり乗せるコツを掴めばまあまあ飛ばせる。
 
 
 
 

まとめ

ひと言で言うと、最高なマキモノロッド! 低価格でコスメを含め、完成度は高いと思う。さすが世界のダイワ。

良く曲がるので軽いルアーも投げ易いし、ベリー~バットのコシが強いので重たいルアーもしっかり背負って投げられる。

昔のベナンベナンのグラスロッド好きにはハリがありすぎるけど、実用性(飛距離、感度、軽さ)では圧倒的に分がある。
 
よくない点は造りに若干の雑さがあるのと、コルクグリップが少しモロいかな。それでも使用していてガイドのラッピングなど等、特に壊れてもないし、十分丈夫で値段と差し引きして考えれば素晴らしく良いロッドではないだろうか。
 
ジブンはトップガイドをオーシャンガイドに交換してある。理由はPEラインの使用を考えてと、割とハリがあるので、スモールルアーをキャストし易く(ガイドの重みで曲がり安くなる)するため。
ただし、反発が弱まるため感度は落ちる。
 
以上です。結論はかなりお気に入りです★
 
 
 
 
 
 
 
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STEEZのせ
 
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05 CALCUTTA 100のせ
やっぱりグラスロッドには丸型リールが良く合う☆
 
■CATCH FISH
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・コリガンマグナム(デプス)+14カルコン101
 
 
 
 
 
 

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●更新・追記

  • 2017
  • 2018.4

*1:ただ巻で使うルアー。クランクやバイブレーションのプラグやスピナーベイトなどの通称"マキモノ"ルアーの意

*2:Low Modulusという低弾性カーボン素材性。グラスと同じようなフィーリングで、とても粘り強い。