■ヘビーデューティ専用機(ビッグベイト余裕対応)
・最大ドラグ力(kg):7
・スプール径(mm):36
・標準糸巻量 ナイロン(lb-m):16-125、20-100
・標準糸巻量 PE(号-m):2-230
・ベアリング(オールCRBB/ソルト対応):10/1
・ハンドル長さ(mm):100
■SPEC
堅牢性の申し子″ジリオン″TWを更に高剛性を高めよりヘビーデューティ仕様にカスタマイズされたNEWリール。
主にストロングな釣りのスタイルに合わせてあるので、サイドプレートのスプール受けをメタル化したほぼほぼフルメタルボディーでロープロでカルコンやリョウガに匹敵すると思われる剛性を纏ったダイワのロープロ最強リールです。
更にはボールベアリングはソルト対応のオールCRBB仕様でウォームシャフトにも2個追加されています。2018ニューモデルはシマノのバンタムMGLが話題でライバル機に位置すると思われるが、ジブンはビッグベイトをメインに考えているので、φ36mmスプールのZillion TW HDで決まり。(別の用途にバンタムは欲しい...)
ラインとレベルワインダーの角度がどの位置でも緩くなるのでバックラ知らず。また太糸でも幅広なので大量に放出でき飛距離もUP!
ただTWSのデメリットを一つ挙げるとレベルワインダーの溝が細いのでラインをツライチパンパンにMAX巻くと、リトリーブの際に少し山に掛かる感じがある。それとワイドなのでルアー(フック)を掛ける時にレベルワインダーの中に入らない様に多少、注意を払う必要がある。
でも本当にバックラし難くブレーキゆるゆるでもスムーズにキャスト出来るので◎
G1 MAG FORCEスプール
φ36mm 20lb(ナイロン):100m
太糸がたんまり巻けるのとなんといってもφ36mmスプール!
これは重要で慣性と巻きクセが大きい(緩い)ので遠投性に差が出る!
それとマグフォースはブレーキが常に軽くかかるので、飛距離の後半の伸びが気がかりだったが特にブレーキが強い気はし無い。20lb100Mのラインキャパがあるので、重量で慣性が加速するからでしょう。更にジュラルミン(G1)製で軽いので初速も良い。むしろSVスプールの方が失速感がある。
なので2ozなどのビッグベイトを遠投しない場合、普段使うことない10以上のダイヤルでブレーキ力を強くしています。
MAGSEALED
ノーマルジリオンTWと同じくマグシールドベアリング搭載で、ベアリングもオールCRBBなのでソルト使用でも安心!
100mm HANDLE × POWER HANDLE KNOB
ハンドルはジリオンTWより1cm長い100mmに変更。(ちなみにスティーズSVTWは80mm)ノブもEVAの丸ノブ仕様になりビッグベイトや大きいクランクなどもゴリグリ巻ける。
(追記)
ビッグベイト中心に使用してきましたが、S字形だと回すのが円周が大き過ぎて個人的には少しやり難さを感じました。具体的に言うと手首だけで回せず腕を使う感じになるのでダルいです。
次にマグナムクランクやフルサイズのクランクベイト、ディープクランク等はゴリグリ巻きには最高ですが、先述の通り腕を使って巻く感じになるので、デッドスロー引きの際に若干のダルさがありました。90mmあれば大型ルアーでも充分なんだと気づきましたね!
丸ノブも厚みがあるので不向きな一因ですね。ただこれは慣れでカバー出来る範疇でしょう。
まあ裏を返せばそれだけ力強く巻けるということなのでクランクゴリ巻きやジグやビッグフィッシュのゴリ回収などには最高です☆
ハンドルのロックナットプレートは二重仕様でヘビーデューティに耐えうる構造になっている。ただジブンはこれの真価は分からない…
BRAKE DIAL
ここもジリオンTWとの変更点でブレーキダイヤルが半分隠してあるので、不意の誤操作防止になっている。何気にありがたい大事なポイントだ。
スイッチオープン
ここも新たになったスライド式のスイッチ仕様。以前のブレーキダイヤルネジ式はかなり手間だったので個人的にかなり嬉しい☆
伝説のデプスジリオンのようにビス的なモノで穴埋めされている。剛性向上や滑り止め効果があるとかないとか。
METAL SIDE PLATE
今回の変更点で最重要ポイントのサイドプレート。今までの樹脂からメタルに変更。剛性が増し堅牢性が向上しているので、ゴリ巻きでも安定感が増し、軽い巻き心地にも貢献。
UTD[アルティメットトーナメントドラグ]
このNewドラグかなりスゴイ! 以前のは"ズリッズリッ"と出る感じでしたが、UTDは"ヌリ〜"っと出る感じです。カルコンと同じですね!
先日70cmクラスの大鯉にスレ掛かりしてしまったのですが、不意なツッコミにもヌリ〜っとラインが出るのでラインブレイクすることなくフックも極端に伸ばされる心配もなく、安心感があるのであっとゆうまに寄せることが出来ました!もちろんストロングなロッドに20lbラインという強いタックルでしたが。
なのでビッグバスはもちろん、特にシーバスなんかには効果的で恩恵を頻繁に実感できるのではないでしょうか。
●ZILLION TW HD / ZILLION TW
■Review
・DETAIL
男心をくすぐる漆黒のツヤツヤボディーにシルバーの金属感!もうめちゃくちゃカッコイイ!
・巻きパワー
ジリオンシリーズに言えることだけど巻きパワーがあるので巻き抵抗のあるルアーでも楽に巻けます(ジリオンSVは少し劣る)。更にHDはほぼフルメタルボディ×100mmロングハンドルなのでより楽になってます。
・キャストフィール
SVで無いブレーキ力の強いマグフォーススプールなので軽めのルアーを投げられるのかや、飛距離など不安視してましたが、以外に問題ない感じでした。
3/8oz(10g)以下のルアーはさすがに向いてないので投げませんが、それ以上なら普通にストレスなく飛びます。TWSなのとスプールが深溝になってその分少し軽くなったからでしょうね。モチロン(ほぼほぼ)バックラ知らずです。(笑)
ちなみにフロロ16lbを85M+ナイロン下巻きです。
・ベイトシーバスなどソルトフィッシングにも最適
むしろこちらで使う人の方が多いのかな!? ベアリングも防錆使用ですしボディーもアルミなので剛性も防錆性能も問題なしです。
マグネシウムボディーは塩で腐食してしまうみたいです。
・ウィークポイント
サイドカバーが使用中(パーミング時)に少し″カタッ″とするので、あれ!?開いてる!?と感じる時がよくあります。
モチロン開いてはいないのですが、締め付け力が弱い様です。以前のネジ閉めタイプからスイッチタイプになったのが原因でしょう。気が散る程度で特に使用上問題は無いと思いますが、少し気になる点です。
DAIWA ZILLION TW HD HP
●追記(2024.1.1)
ヘビーデューティーならやっぱりこれが良い。22ジリオンtwhdは34φなんでバックラし難くても飛距離は落ちますね。ラインの巻き癖も小さい経で付くので余計です。
糸巻き量も20lb-100mとたっぷり巻けます。
まあPEラインで使うなら22ジリオンtwhdの方が良いですね。
■FISH
●最終更新・追記
(2021.4.1)
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